仕事以外では、通常Macを使っているのだが、オープンソース好きの私としては、商用OSにずっと囲まれて続けるのはなんとなく嫌で、ここ数日Linuxでどこまで過ごせるの試している。
選択したディストリビューションは、OpenSUSE。
日本では今ひとつメジャーではないが、ヨーロッパではメジャーなLinuxディストリビューションである。
UIがあまり先進的でないのがよい。(先進的すぎるUIだと、まずオペレーション自体を覚えるところからはじめなければならない)
なお、実はOpenSUSEのキャラクタである「ギーコ君」を気に入っているからという説もある。(かわいい…)
そこで、備忘録として、使用しているソフトウェアをメモしておく。
ちなみに、OpenSUSEのデスクトップ環境は、KDE、GNOME、Xfece、LXDEなどを選べるのだが、私はKDE派なので、使用しているソフトウェアもKDE寄りのものが多い。
- Webブラウザ:Firefox
ここ数年愛用しているブラウザソフト。安定しており、レンダリングも早いし、Firefox Syncも便利。Mozilla万歳。
- メーラ:Kmail
KDEデスクトップ環境における電子メールクライアント。Thunderbirdという選択肢もあるが、KDE環境にデフォルトでインストールされているので、そのまま使用している。PGPが簡単に使えるし、スパムフィルタリングも 装備されているのがよい。
- エディタ:Kate もしくは Emacs
昔はバリバリのEmacs使いだったが、最近へたれてきているので、Kateでも十分になりつつある。実際この文章はKateで記述している。ちなみにKDE advanced text editorの略とのこと。
- RSSリーダ:Akregator
これもKDE付属のソフトウェアだが、WebブラウザでFeedlyを使用していることが多いのが実情。
- Twitterクライアント:Corebird
最近、twitter.comのブラウザUIの充実してきたので、専用クライアントの出番は少ないかもしれないが、画面上につぶやきを垂れ流しているときには重宝する
- ウィルスソフト:Sophos Antivirus for Linux
最近、リリースされたらしい。openSUSEは、対象OSには入っていないが、インストール時に対象外のOSだと、コンパイルしてインストールしてくれるみたい。とりあえず動いている模様。以前は、COMODOを利用していたのだが、アップデートされていないようなので、Macでも使用しいるSophosにしてみる。 - 音楽再生ソフト:Amarok
iPodやポッドキャストのサポート、amazonからカバーイメージのダウンロードも可能。UIもかっこ良い。ただ、最近バージョンアップされていないのが不安。
Audio&Visual系のソフトは今後いろいろ試してみたいところ。
現在までの結論としては、殆どの作業はLinuxでカバーできることを実感している。
ただ、「殆ど」以外の作業が結構重要だったりするので、全面的にMacを捨ててLinuxへ以降はできないのが悩みの種。以下の点がとりあえずの課題かな。
- Apple Music, iPhoneなどApple系サービス連携
Linuxへ完全移行する際にAndroidにしてしまえばいいのかもしれないが、今のところそこまでの踏ん切りがつかない。 - Microsoft Office関係
家でOfficeを使った仕事をしなければいいのかもしれない。これはそんなに重要ではないような気がする。LibreOfficeもあるし。 - 印刷
Linux用のプリンタドライバの数が少ないので、特定のプリンタに印刷したいときは苦労するのが実情。印刷することはするないので、その時は家内のWinodwsマシンを借りればいいか?
P.S
ちなみに、サウンド再生に苦労した。
VirtualBoxのデフォルトのサウンドセッティングだと、「ホストオーディオドライバ」が”CoreAudio”で、「オーディオコントローラ」が”ICH AC97″になっていた。これでは音が出ず、「オーディオコントローラ」を”Intel HD Audio”にしたら音がでた。