キャンベル生物学と勉強について

投稿者: | 2015年7月2日

amazon.co.jp に発注した「キャンベル生物学」が来た。
これで、休日の楽しみが増えるなぁ。

campbell biology

全1728ページというページ数が示すように、ミクロレベル生物学から、マクロレベル生物学、はたまた進化論と、かなり広範囲に生物の事を学べる。
全ページカラーで、イラスト、写真にあふれ、眺めていても楽しい。
国際生物オリンピックの推薦図書だそうだ。
この本の目次を貼り付けておく

1 イントロダクション:生命研究の主題
第1部 生命の化学
2 化学と生命のつながり/3 水と生命/4 炭素と生命の分子レベルの多様性/5 巨大な生体分子の構造と機能

第2部 細 胞
6 細胞の旅/7 膜の構造と機能/8 代謝(導入編)/9 細胞呼吸と発酵/10 光合成/11 細胞の情報連絡/12 細胞周期

第3部 遺 伝
13 減数分裂と有性生活環/14 メンデルと遺伝子の概念/15 染色体の挙動と遺伝/16 遺伝の分子機構/17 遺伝子からタンパク質へ/18 遺伝子の発現制御/19 ウイルス/20 バイオテクノロジー/21 ゲノムと進化

第4部 進化のメカニズム
22 進化:ダーウィン的生命観/23 集団の進化/24 種の起源/25 地球の生命史/付 録(年表)

第5部 生物多様性の進化的歴史
26 系統と生命の樹/27 細菌とアーキア/28 原生生物/29 植物の多様性Ⅰ:いかにして植物は陸上に進出したか/30 植物の多様性Ⅱ:種子植物の進化/31 菌 類/32 動物の多様性/33 無脊椎動物の基礎/34 脊椎動物の起源と進化

第6部 植物の形態と機能
35 植物の構造、成長、分化/36 維管束植物の栄養吸収と輸送/37 土壌と植物の栄養/38 被子植物の生殖とバイオテクノロジー/39 内外のシグナルに対する植物の応答

第7部 動物の形態と機能
40 動物の形態と機能の基本原理 /41 動物の栄養/42 循環とガス交換/43 免疫系/44 浸透圧調節と排出/45 ホルモンと内分泌系/46 動物の生殖/47 動物の発生/48 神経、シナプス、シグナル伝達/49 神経系/50 感覚と運動のメカニズム/51 動物の行動

第8部 生態学
52 生態学と生物圏への入門/53 個体群生態学/54 群集生態学/55 生態系と復元生態学/56 保全生物学と地球規模の変化

こんな重さでなければ、毎日鞄の中にいれて、持ち運びたいくらいだ。

しかし、勉強は楽しい。
特に、40歳を過ぎてから、色々なことを学ぶことがものすごく楽しくなってきた。

大半(研究者など学問を職業とする人以外)の人は、学生時代の勉強は苦痛で、ある程度人生経験をつんで、学ぶことの楽しさを憶え、学生時代にもっと勉強しておけばよかったと嘆くのではないだろうか。

そして、勉強しようと思った時には、勉強するための適齢期が過ぎていて、物覚えが悪くなっていたり、応用が効かなくなってきている。

かくゆう、私もそんなタイプ。

自分で言うのも何だが、中学時代までは大して勉強せずとも成績は常に学年で上位一桁(の前半)だった。
その習慣のまま高校に入学したので、高校時代もそんなに勉強せず自堕落な生活を送っていた。
高校はいわゆる進学校だったため、生成は中位クラスで低迷し、浪人を経験し、やっとのことで大学入学。

一応、大学時代は人より勉強し、成績もそれなりに優秀だったが、家庭の事情もあり、IT系の会社に就職といったところ。
ただ、研究者になるのでもなければ、そんな人生でも良いと今は思っている。
仕事を通じて社会に貢献しつつ、自分の知的好奇心を満たすために勉強する。

それって、贅沢な幸せだと思う。

今後も、仕事と勉強の両輪を続けて行きたいなぁ。

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