午前中は野外で運動、午後から家でうだうだと読書タイム。
まずはドーキンスの「虹の解体」を本棚から引っ張り出してきて、再読。また、近所の図書館が借りてきた「エッセンシャル キャンベル生物学」をぱらぱらとめくり読み。
「虹の解体」は、ドーキンスの著作の中でも、かなり読みやすい部類に入る本だと思う。
8章の「ロマンに満ちた巨大な空虚」のあたりを読みながら、現代の「ニュースキャスター」を思い出す。
社会的な事件や科学的な発見が起こると、彼らは「目に見えない巨大な力が及んでいる」とか「地球は一つの生命体」など、無知をあらわにしたような比喩表現をする。
特に、ある有名なニュース番組のキャスターは、全く科学的でない比喩を言葉巧みに使って、科学を論説している(つもりな)ので、聞くにに堪えない。
(実際、私はこのごろ自分ではその番組を見ない。ただ家内が見ているときに耳に入ってきてしまうのだが…)
彼は、ドーキンスの本は読んでいないのだろうな…そうであれば、是非読んで欲しいと思う。
話は脱線してしまったが、「虹の解体」の続きは明日の通勤電車の中で読もう。
また、「エッセンシャル キャンベル生物学」はカラフルで、生物学の基礎から学べる本。高校の時の生物の知識が忘却の彼方の人でも読めると思う。
内容豊富なので、すぐには読破できない(社会人にとっては)が、家に一冊あれば、パラパラと見てみたり、知りたいことがあったときに開けるのでいいのかもしれない。
でも、「大は小を兼ねる」ということで、家に置いておくのであれば「キャンベル生物学」の方がいいかもしれない。
ただ、値段が高い。「キャンベル生物学」は一冊で15,000円(税抜きで…)
貯金しよう…