「デイビス・クレブス・ウェスト 行動生態学 原著第4版」を購入した。
ドーキンスの「延長された表現型」を読んでいると、行動生態学に関する議論が数多く展開され、ついていけないことがある。その際、行動生態学に関する教科書的なものはないだろうかと、ぼんやり思っていた。
「キャンベル生物学」には行動生態学の記述はほんの触りしか記述していないのだ。
また、先日放送大学にて、今後の勉強や研究の方向性について、ある先生に相談させてもらった所、「行動生態学」も一つの選択肢だと、ご教授いただいた。
そんでもって、本日池袋のジュンク堂書店にて本書を発見し、思わず購入してしまった次第である。
パラパラと中身を見てみると、ドーキンスの著書によく出てくる用語の解説が色々してあるようだ。
時間を見つけて読んでいこう。
本書の構成は以下。
第1章 自然淘汰,生態,行動
第2章 行動生態学における仮説の検証
第3章 経済的な意思決定と個体
第4章 捕食者と餌生物:進化的軍拡競走
第5章 資源をめぐる競争
第6章 群れ生活
第7章 性淘汰,精子競争および雌雄の対立
第8章 保育と家族内対立
第9章 配偶システム
第10章 性の配分
第11章 社会行動:利他行動から意地悪行動まで
第12章 協力行動
第13章 社会性昆虫における利他行動と対立
第14章 コミュニケーションと信号
第15章 結論