この頃Apple Musicで音楽を聴くことが多い。
そこで感じることは、若い才能のあるミュージシャンと新たな出会いがある、ということだ。
私の場合、クラシック音楽を聴くことが多いので、なおさらそう感じるのかもしれない。
今までだと、新しい音楽に出会うときは、CDの購入が一般的だっだ。
クラシックのCDを購入する際、同一の曲で複数のCDが売られている場合、どうしても世間一般の評価が高いアーティストのものを購入してしまう。
聴いたこともないアーティスト(たとえドイツ・グラモフォンとかデッカといったレーベルのアーティストであっても)より、所謂名の通ったアーティストのCDの方が失敗が少ないという保険に走ってしまう。
(ピアニストで言うと、ポリーニ、アシュケナージ、アルゲリッチ、ペライアを筆頭として)
ところが、AppleMusicだと、気軽に色々なアーティストの音源が即座に聴ける。
その上、予想を(良い意味で)裏切り、聴いたこともない若手の演奏に感動することもある。
新たな発見であり、今までのようなCDを媒介とした音楽との出会いでは味わえない経験だ。
それは、私の場合、多少ではあるが他の音楽分野でも当てはまる。
Apple Musicに加入する前は、テイラー・スウィフトを聴いたことなかったし、moumoon、土岐麻子さんも存在すら知らなかった。
でも今では、車の中などで、新たなアーティストの音楽を簡単に聞ける。全く新しい音楽に出会える経験が増えている。
Apple Musicの収益がどこまでアーティストに還元されているのかは判らないが、ストリーミング系サービスによって若手アーティストがより多くの人に知られるようになれば、と期待している。