ツール・ド・フランス開催中

投稿者: | 2015年7月12日

中学生の時にブリジストンのユーラシアというドロップハンドルの自転車を買ってもらって以来、自転車に乗るが好きだ。
学生時代は、よく一人でブラブラと自転車に乗って、知らない場所に行ったりしたものである。

今も休みの日には、ロードバイクでカロリーを消費し、今のところスリムな体型を保ち続けていられる。

それはともかく、現在、ツール・ド・フランス開催中である。
ツール・ド・フランスとは、世界で最も注目されている自転車ロードレースであり、3週間をかけてフランスを自転車で駆け巡る(数日は別の国を走ったりもする)

日本では馴染みが無いが、世界の三大スポーツイベントの一つとも言われている(オリンピック、サッカーワールドカップ、ツール・ド・フランス)。

ロードレース自体をあまりご存知でない方は、JSportsの
ゼロから学べる!サイクルロードレース ビギナーズ講座」がよい。

今年のツール・ド・フランスは、オランダで開幕を迎え、ベルギーを通過し、現在フランスで熱戦が繰り広げられている。

自転車ロードレースは、表彰されるのは個人だが、基本的に団体戦である。チームはエースを勝たせるために、自己犠牲の精神を発揮して、風よけになり、時には飲み物や食料を運んだりして、精一杯エースをサポートする。
エースを勝たせるためなら、自分の脚はレース途中で終わってしまっても構わないのだ。

エースはそれを知っているので、チームの為にも勝ちにいかねばならない。

また、ツール・ド・フランスのような3週間も開催されるレーズだと、その日(ステージ)毎にコース設定が違う。平坦なコース、アップダウンが激しいコース、山岳コースなどがあるので、選手の適性により、色々な人がステージ優勝をさらうことになる。

そして、最終的には、総合タイムトップの人が着るジャージ「マイヨ・ジョーヌ」が最高の栄冠(優勝)となる。

本命がそのまま優勝する年と、思わぬ伏兵が優勝を掠め取ってしまう年もある。

是非、自転車ロードレースを観たことない人は見て欲しい。他のスポーツとは違った独特のドラマがある。

ただ、日本で日本語でツール・ド・フランス全レースを余さず見るためには、ケーブルテレビ(JSports)に入らなければならない。
http://www.jsports.co.jp/cycle/tour/
いまなら、2週間お試し体験中みたいだ。

ハイライトだけ見たいのであれば、NHKの「毎日ツール・ド・フランス」という番組がある。
http://www4.nhk.or.jp/tourdefrance/

また、英語(やフランス語など)になってしまうが、インターネットの動画中継もある。
私が利用しているのは以下のサイトだ。
http://www.procyclinglive.com/livestream/

リンク先の回線品質に差があるので、色々見てみて、一番品質が良さそうなサイトを見ている。
お試しあれ。

本題とはそれるが、自転車ロードレースは最も危険なスポーツの一つだと思う。集団内で落車が発生すると、五月雨式に選手が転倒し、骨折に至る場合が多々ある。
ツール・ド・フランス、ジロ・デ・イタリア、ブエルタ・ア・エスパーニャが自転車ロードレースの三大グランツールと言われているのだが、大会期間中必ず骨折する人がでる。
かく言う私も、自転車から落車して骨折した経験がある。

薄いジャージ一枚しか着ていない選手は、時速50km以上(時には80km以上)で走る自転車から落車すると、大怪我をする。
今年のツール・ド・フランスも、始まって一週間しか経っていないのに、数人が骨折してリタイアしている。
運営側には、この点を重視し、選手の安全確保のための措置をしてほしいと思っている。
(ジャージの肩や肘にパッドが入っているだけで、骨折は減るのではないか?)

とりとめもなく書いてしまったが、日本でもっと自転車ロードレースが広まって欲しいと思いつつ、ツール・ド・フランスに一喜一憂しよう。

また、以下の書籍もおすすめである。自転車ロードレースの仕組みや、ツール・ド・フランスの過去の数々のドラマが書かれている。

[amazonjs asin=”B00DM3BJ70″ locale=”JP” title=”ツール・ド・フランス (講談社現代新書)”]

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